おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!|ドラマ化レビュー

原作との比較評価 87.5/100点

おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!ドラマ化レビュー
画像出典:練馬ジム/LDF

2024年1月6日から放送開始されているドラマ「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」毎週土曜23時40分から東海テレビ・フジテレビ系全国ネットで放送されています。

こちらの作品は、マンガが原作です。

現在(2024年2月3日)第5話まで放送され、全11話の予定です。

ドラマ第1話を視聴してきましたので、レビューしたいと思います。

原作とドラマとの違いや、役者さんなどをご紹介します。

略称「おっパン」原作マンガについて

LINEマンガにて練馬ジム原作

「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」(以降「おっパン」)は、LINEマンガにて2021年3月29日から現在(2024年2月3日)、すでに連載終了の作品です。

作者は、練馬ジム。こちらは二人のグループ名で、

ネーム:シシ先輩さん、作画:シッチさんが担当されています。

普段はBLマンガを中心に制作しているようです。

ちなみに「おっパン」は匂いはするものの、BL作品ではありません。

現在コミック(紙)版でも発売されており、筆者は3巻まで読みました。

あらすじ

沖田誠48歳。世間の常識・偏見で凝り固まった彼には“最近の若者”が理解できない。上司にお茶を注がない女性、メンズブラ愛用の部下、そして可愛いものが好きな息子…。そんなある日、ゲイの青年・大地と出会う。初めてのセクシュアリティに思わず拒絶してしまうが、次第に彼の魅力に気付き、友だちになることに。そして知る、「その人の趣味や指向を他人が干渉するのはナンセンスだ」と。そう正に、おっさんの履くパンツがなんだっていいように! ──人としての成長を誓うおっさんは、無事“自分の中の常識”をアップデートできるのか!?各所で話題を呼ぶホームコメディ

引用:LINEマンガHPより

世代間の認識はもちろん、ここのところとにかく話題にあがるLGBTなんかも絡んでいます。

実際に自分とは異なるセクシュアリティを持っている人と関わることがなかった私としては、「接し方」という面ですごく考えさせられる作品です。

私からみれば「特別」。相手からみたら「普通」。
この違いは大きく、関わりあうことには少なからず気遣いが必要になります。

気遣いは大きくても小さくてもお互いに違和感がある。難しい。
どこまでを理解し、受け入れるか。どこまでを理解され、受け入れられたいか。

そんな難しい均衡に、この関わりから一番離れている主人公・沖田誠が挑んでいくのです。

コミカルに描かれており、難しい題材ながらその難しさを感じさせずとても軽快にストーリーが進みます。

マンガが無料で読めるのはココ

原作はLINEマンガ出版ですので、もちろんLINEマンガでも購読できますが、他のメディアでも購読可能です。コミック(紙)版も発売されていますので、身近なメディアでまずは試し読みを!

LINEマンガ3話無料 (制限付きほぼ全話無料)
amazon
(コミック版)
3巻まで発売中
めちゃコミック4話無料 (制限付き1巻無料まで)
コミックシーモア1巻無料(2024年2月3日まで)
BOOKWALKER1巻無料
2024年1月30日現在

ドラマについて

主演は原田泰造さん 注目は大原梓さん

主役沖田誠役は、ネプチューン・原田泰造さん

主役の沖田誠には、お笑いトリオ・ネプチューンの原田泰造さん

1990年代に一世を風靡したお笑いグループで、現在も冠番組のあるベテランです。

お笑いの道にすすむ前から芸能活動がある、実力派の俳優でもあります。

「20年前までなら理想のお父さん」である沖田誠を、忠実に表現されていて見応えがあります。

筆者はこの「沖田誠」が、クレヨンしんちゃんの「野原ひろし」の15年後にみえてしかたないです。

演技が輝いているのは、沖田萌役の大原梓さん

1話を観ていてどうしても目がいってしまうのは、沖田萌役の大原梓さん

原作から飛び出したようなクオリティで演じられています。

ルックスもぴったりですが、なんといっても演技がすごい。

美しいお顔が、引き締まり、歪み、だらけるその様は本当に圧巻です!

大原梓さんについて、詳しくはこちら↓

原作とここが違う

ストーリーもキャラクターも、1話では大きな変更はないように感じました。

2話以降にオリジナルキャラが出てきても、ベースが大きく傾く可能性は低いのでは?と思います。

ドラマが無料で見られるのはココ

見逃し配信はTVerで!

リアルタイム配信もされているので、外出先でも最新話を楽しめます!

また、フジテレビ系ですのでFODにて最新作は無料で配信されていいますよ。

原作との比較詳細 87.5/100点

おっパン原作との比較評価

ほぼ原作との落差なし!

強いてあげるならば…強いてですよ。

サブ主人公の五十嵐大地役の中島颯太さん(FANTASTICS)が…原作イメージより洗練されすぎている!

捉え方によってはプラスですが、原作比較という意味では少しだけ残念。

まとめ

全体的に期待以上でした!

原作のファンの方たちに、安心して観て大丈夫だよ!と言えると思います。

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